対象となる茶山台団地は、大阪府堺市南区に位置し、泉北ニュータウンに昭和46年に大阪府住宅供給公社（以下、「公社」）が建設した賃貸住宅です。近年は建物の老朽化、時代に合っていない古い間取りや設備、エレベーターの設置がなく階段昇降が全階で必要であるという問題から、全体の2割弱である約160戸を超える空き家が発生していました。また、65歳以上の住民が半数近くを占めるまでに高齢化が進行し、若者の担い手不足による地域コミュニティの疲弊や空き家増加に伴うコミュニティの希薄化、近隣スーパー撤退による買い物難民化も見られる等多くの課題が顕在化していました。
　このような状況を踏まえ、公社では、ハードとソフトの両面より団地再生事業を平成27年から開始し、空き家は約70戸までに減少し新しい住民の入居や地域関係者とのつながりが出来ましたが、高齢化率は4割以上と依然高く、今後も高齢化の進行が見込まれ、在宅医療や介護にかかる金銭的負担や健康への身体的不安、孤独・孤立等生活への精神的不安を感じる住民が増える可能性があります。
　併せて、団地住民を対象としたアンケート結果より、多くの方が「健康」「介護」「近隣の医療体制」に不安を感じていると回答しており、利用してみたいものでは「健康・栄養相談」が最多となりました。
　そこで、地域の病院、大学、地域包括支援センター等と連携して団地の空き家を活用して「スマートエイジング拠点」を設置し、団地住民及び地域住民の健康寿命の延伸を目的に活動を進めていきます。今回は、地域コミュニティの活性化及び「健康・医療・介護・子育て」に関する生活支援サービスの提供を行うことで、拠点を一緒に運営していただく事業者を公募します。

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• 申込書（様式1） [Excel形式]
• 企画提案書（様式2） [Word形式]
• 質問書（様式3） [Excel形式]