自治会活動を伝えるきっかけづくり | きずなづくり応援プロジェクト

入居者の高齢化が進み、ふだんは社会福祉協議会などによる健康セミナーといった、高齢者向けの催しに限られている茨木郡山住宅。自治会の、子供から大人の誰もがみんなで楽しめる内容のイベントをしたいとの希望を受けての開催です。

市民ボランティアによるマジックショーと弾き語りの間、入居者が次々に集会所に訪れて会場内は超満員に。お年寄りだけでなく子供たちにも一緒に楽しんでほしいと自治会の願ったとおり、たくさんの子供や保護者の方々も参加し、拍手と笑い声の絶えない時間となりました。
当日は集会所の近くを通り掛かったり、遠巻きに見ていた外国人入居者の姿も。自治会活動へ参加してもらう機会がないままになっていた、という自治会さんたちから積極的に声をかけ、来場してもらうことができました。

その後、公社職員から『救急医療情報キット』の配布をおこないました。お年寄りの方には日頃からの万一の備えとして、そのほかの方にも近年発生している大規模災害時への備えとしていただけるよう趣旨をお話しすると、みなさん熱心に聞いておられました。
自治会さんにも公社の活動の趣旨を理解いただき、当日不参加だった入居者にも伝えたいとの申し出を受け、後日配布いただけるようキットをお渡しさせていただきました。入居者間で万一の備えが広まるよう、活用いただきたいと思います。

入居者みんなで楽しい時間を過ごしたい、地域防災力を向上させたいなどの目的で行われている自治会の活動を、より多くの入居者に伝えられるような『きずなづくり応援プロジェクト』を、これからも開催したいと考えています。