高齢化の進む団地にかつての活気を取り戻す

高齢化の進む団地にかつての活気を取り戻す
茶山台B団地(堺市)2月14日(日)

高齢化の進む団地にかつての活気を取り戻す1

茶山台B団地では毎年度、くじ引きで自治会役員が選ばれている中、今年度役員のご家族にご自身が同団地で育ち、結婚後もこの団地に戻ってきたという経歴の持ち主がいらっしゃいました。その方にお話を伺うと、昔は団地全体がもっと賑やかだったけれど、今では日中見かけるのは散歩をするお年寄りばかりで、子供の姿を見るのは登下校時くらいになってしまったそう。

高齢化の進む団地にかつての活気を取り戻す2

背景にある高齢化によって自治会活動も下火になっていましたが、今年度は、自治会が主導し、団地にかつての賑わいや活気が戻ってほしいと願う入居者の方たちと協力して、お餅つきや懇親会のイベントを開催されてきました。
そのような中、子供からお年寄りまで誰もが参加できるイベントを、との要望で開催した「きずなづくり応援プロジェクト」では、集まった子供たちが手品や皿回しに挑戦して笑顔を見せ、大人たちも演者に拍手を送り、和やかな会になりました。

高齢化の進む団地にかつての活気を取り戻す3

今回のイベントが団地内での賑わいづくりが根付くひとつのきっかけとなり、今後、入居者の皆さまの手によってさらなるコミュニティの活性化が図られることを願っています。

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