ご近所同士の防災ネットワークづくり

ご近所同士の防災ネットワークづくり
OPH山本(八尾市)12月13日(日)

八尾市にあるOPH山本は、一般賃貸住宅と高齢者向け優良賃貸住宅が併存する公社団地です。ご高齢の入居者が多いことから、自治会による自主防災訓練の実施に併せて「救急カプセルキット」(※)の紹介のために、公社も参加しました。

ご近所同士の防災ネットワークづくり1

日曜日の午前、集会所には29世帯32名のご入居の方が集まりました。
八尾市消防の協力により、入居者が実際に119番通報をおこなう「緊急通報訓練」と119番への通報時の注意点や救急車の適正利用のお願いのお話、集会所の外での「消火訓練」(水消火器使用)がおこなわれ、いざという時に『安全』で『確実』に行動できるよう、消防署員のお話に、みなさん熱心に耳を傾けていました。

ご近所同士の防災ネットワークづくり2

訓練後公社から、「救急カプセルキット」を参加者の皆さんに配布し、「もしも」の時の備えであることの説明や、ご家族や隣近所の方に何かあった時に活用できるようにOPH山本全体で取り組むことの大切さなどについてお話しをしました。

ご近所同士の防災ネットワークづくり3

ご入居の方に「救急カプセル」の配布を事前に周知していたことで、この日は普段の防災訓練よりも多数の参加があったと、自治会さんに教えていただきました。自身や家族の救急時や災害時の「もしも」の備えに加えて、ご近所同士の「助け合い・ささえあい」のネットワークづくりのきっかけになればと願っています。

※「救急カプセルキット」とは、特にひとり暮らしで高齢の方などを対象に、自宅で救急車を必要とする緊急時などに備え、持病や緊急連絡先を記載したカードを入れたカプセルを、冷蔵庫に保管しておくためのキットです。
ご自身で症状などを説明できない場合でも、救急に関わる方に、ご自身の情報を伝えられるようにすることが目的です。

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